東京ビックサイトで開催された2008環境展に行ってきました。(6月3〜6日 )
 出展数587社、来場者数も年々増え続け、今年は約17万人と注目のイベントでした。土壌、緑化、水、エネルギー、バイオマス、再資源化等々、ゾーン分類が14もあり、すべてのブースをくまなく回るのは多くの時間が必要でしたので、すべては回り切れていませんが、地球温暖化防止やバイオマスといった注目のパビリオンは、関心のあるところでした。
 なかでも私が注目したのは、防災デザイン・クリーンエネルギープロダクツと緑化への取組みです。
 防災デザインのプロダクツとは、たとえば、緊急避難場所などに設置される、かまどに転用できるベンチなどがあります。しかし、四川大地震であきらかなように大地震発生直後は、倒壊家屋の下敷きになって助けなければならないといった状況が多く発生するわけで、そんなとき、かまどに転用できるベンチは必要ありません。必要なのは、下敷きになってる人を助けるための道具、バールやジャッキです。それも避難場所ではなく、家の回りや路地・空き地にあれば役に立ちます。そんな観点で提案されたバールとジャッキ内臓のストリート・レスキューベンチというものがありました。これは、ひとつの例ですが実際に現場で何が必要なのか、現場の目で考える必要を感じました。夜間、災害が発生したら・・・・。
 真っ暗闇の中ライフラインから独立した電源をもつ避難誘導サインが必要だ。そんな発想で太陽電池と蓄電池とLEDを組み合わせた避難誘導サインやライトなど、まだまだ、現場で考えられる多くの取組みが残っているし、そういった研究や検討をされている方々も多くいらっしゃることも知りました。
 緑化への取り組みは、壁面緑化や屋上緑化がありますが、この緑化素材も数多くあることを知りました。都会のヒートアイランド現象の抑制効果が大きいこれらの緑化の取り組みですが、手間手入れ要らずのコケを利用した屋上緑化が紹介されておりました。超軽量・無管理・低コストな素材としてコケを利用するものです。しかも半永久的に生育するそうです。びっくりですね。緑化ひとつとっても、これだけ進歩している。人間の知恵に脱帽です。
 これだけでなく、日本の技術そして日本人の知恵は、地球温暖化防止や地震などの災害対策などの分野で、世界をリードしていけると確信する展示会でした。洞爺湖サミットでの日本のリーダーシップの発揮を期待します。

 
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